インスタで突然の中止発表「パンタスティック‼」 パルコで開催中の人気パンイベント 運営会社の事業停止で 「生産者を馬鹿にしている」出店者に困惑広がる
「そらのくじら」が、パンタスティックに出品するようになったのは、2024年からです。特に、5月23日からは広島と東京での開催が重なるため、連日、午前3時から仕込んでいたそうです。 「そらのくじら」西山拓志店主 「破棄するのもね、すごい量なので。どうしようもなかったから、まずはもう真っ先に半額にして、少しでもお客さん来てもらえればなと思って」 西山さんは、行き先を失った160個の米粉パンを、半額で販売することを決断。地元のお客さんたちのおかげでなんとか売り切ったそうですが、すでに送った商品の行方はわからないそうです。 「そらのくじら」西山拓志店主 「もう腹立ちますよね。もう遺憾としか言いようがね」 「月末の入金なので、静岡分の入金が今月末(予定)なんですけど、多分ないような気がして怖いんですよね」 ■「生産者を馬鹿にしている」今年の売り上げ200万円以上振り込まれず 一方、三原市にある「むすびスイーツ」の田中裕士社長は、搬入した分を引き取りに来ました。 「むすびスイーツ」田中裕士社長 「2日(分)くらい売り上げがないので(引き取り分が)どんだけあるかわからないんで、保冷剤も多めに持ってきて・・・」 パンタスティックが始まった時からの出品者で、毎回、商品は売り切れとなる人気ですが、2024年に入ってからの売上、200万円以上が振り込まれていないそうです。 「むすびスイーツ」田中裕士社長 「びっくりしました。100個以上ですね、バスクチーズケーキも。週末もあって向こうからも『多めにお願いします』と言われてたんで。もうお金は仕方ないんですけど、生産者というか、色んな人を馬鹿にしているなと思います。これ作ってるのも、妻とスタッフが頑張って作ってて・・・。なんだと思ってるんだと思います。悔しいですね」
中国放送
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