「人間関係は鮮度が命!」 元自衛官インフルエンサーのぱやぱやくんがこのように語る理由とは? 元幹部自衛官が教える人間関係のサバイバル術
また、別に性格が悪いわけでもないのに、友達が減ってしまう人には「人間関係を持続させる力」が弱いという特徴があります。 つまり、これはせっかく「仲良くなった人たち」ともこまめに連絡をとらないなど、自分から人間関係をフェードアウトさせてしまう傾向があるということです。 これをすると、自分から相手にとっての「圏外の人」となってしまいます。 これがなぜあまり良くないのかを、相手の立場に立って考えてみましょう。 情報量があまりにも多い現代。やらなくてはいけないことが数多くあります。 やることが多いので、何も考えずに日常を過ごしていると、人間関係は自然と狭まり、仲良しの関係からもフェードアウトをしていくことになります。 そもそも「圏外の人」になるくらいの関係性だから、切れたところで問題ない。 そんなふうに思う人も中にはいるのかもしれません。 ただ、面倒くさいけれども連絡をあえて取ることにより、長続きできる関係性もあります。 未来ではすごく仲良くなれる可能性がある人でも、誰でも最初は「圏外の人」くらいの距離感から始まります。 もしも最初から連絡を取ることを避けたら、そうした可能性を失うことになります。 また連絡は、自分が「仲が良い」と思える人ほど、頻繁に取っておいたほうがいいでしょう。先ほども言ったように、人の移り変わりが激しい昨今となっては、こまめに連絡を取り合わないと、すぐに「過去の人」となってしまうのです。 人生において最悪な状況というのは、「大切にすべき人たち」を見失い、「嫌な人たち」で心がいっぱいになってしまったときです。 (ぱやぱやくん) ぱやぱやくん/防衛大学校卒の元陸上自衛官。退職後は会社員を経て、現在はエッセイストとして活躍中。名前の由来は、自衛隊時代に教官からよく言われた「お前らはいつもぱやぱやして!」という叱咤激励に由来する。著書に『飯は食えるときに食っておく 寝れるときは寝る』(育鵬社)、『陸上自衛隊ますらお日記』『今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校』(以上、KADOKAWA)など。
ぱやぱやくん
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