ルイ・ヴィトンの新メンズ・クリエイティブ・ディレクター、ファレル・ウィリアムスの新作が狙い目──特集:2023年秋冬のバッグと財布
ファレルによる新シーズンがいよいよ揃い踏み。 【写真を見る】それぞれのディテールと価格をチェック!
唯一無二のデザイン
新しいメンズ・クリエイティブ・ディレクターにファレル・ウィリアムスが就任。いよいよ初のコレクションがスタートしている。今冬はクラシカルなモノグラム・キャンバスを駆使しエレガントに仕上げたバッグや、メゾンのアイコンからインスピレーションを得たウォレットなど、クラシック&モダンを兼備したアイテムがラインナップ。特にミニバッグのように使えるウォレットは、アクセサリー感覚で楽しめる。 ■ソフト・ポロション 緩やかな曲線と円柱形のフォルムで、しなやかでモダンな印象のクロスボディバッグに仕上げ、カーフレザーにエピ・XLパターンをあしらった。サイズはW33×H17×D17cmと容量もたっぷり。クラッチのように抱えて持てるよう取外し可能なレザーハンドルと、ショルダーキャリーでも使える「Louis Vuitton」のシグネチャー入りのテキスタイルストラップを備える。 ■スティーマー・ウェアラブル ウォレット メゾンのアイコンバッグのコードから着想を得てデザイン。サイズはW18×H11×D6.5cmとコンパクト。素材は「モノグラム・マカサー」で、サフランカラーのレザーでコーナー部分を補強しているなど繊細な作り込みが映える。内側に備えたファスナー式ポケットも魅力だ。 ■Sロック ヴェルティカル・ウェアラブル ウォレット 1886年にジョルジュ・ヴィトンが考案した、堅牢なトランクのロックから着想を得たバッグ。メゾンならではのSロックスタイルの留め具が特徴。W12×H19×D7cmというコンパクトなサイズ感で、スマートフォン用のフロントポケットを備える。ショルダーストラップは長さ調整が可能で、クロスボディバッグとしても楽しめる。 ■ポルトフォイユ・スレンダー オレンジ×ネイビーを駆使した、大胆なグラデーションとLOUIS VITONのロゴが際立つ、2つ折りのウォレット。カーフレザーにカラープリントを施した後、エピ・パターンをミリ単位の精密さでエンボス加工し、斬新な印象を演出。コンパートメントは、紙幣ポケットと8つのカードスリットを備える。サイズはW11×H8.5×D2cm。 ■キーポル・バンドリエール ブロウンアップ 25 モノグラム・キャンバスにヌメ革のトリミングを施し、空気を吹き込んだようなデザインが魅力。膨らんだ形状を保つようバッグ本体の一部は成型されている。ハンドル持ちのみならず、クロスボディバッグとしても楽しめる。W25×H15×D11cmというミニマムで立体的な形状なので、着こなしのアクセントにもってこい。 ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL:0120-00-1854
文・オオサワ系 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)