きょう(火)の天気 まだ続く厳しい残暑と大気不安定 激しい雷雨の所も
きょう10日(火)も各地で厳しい残暑が続きそうだ。35℃以上の猛烈な暑さが続く所もあり、熱中症に警戒が必要となる。また、大気の状態も不安定で、天気の急変にも注意が必要だ。
終わらない猛暑
きのうは全国の85地点で最高気温が35℃以上の猛暑日となるなど、9月になっても猛烈な暑さが続いている。きょうも相変わらずの厳しい残暑で、西日本を中心に猛暑が続きそうだ。また、西日本以外もこの時季としては気温が高く、神奈川県や新潟県にも熱中症警戒アラートが発表されている。暑さの蓄積で体が疲れている可能性があるため、無理をせず、体調管理に気をつけてほしい。
天気も安定せず
天気もなかなか安定せず、きょうも急な雷雨になる所がありそうだ。沖縄や九州南部、四国は、熱帯低気圧周辺の湿った空気が流れ込むため、断続的に雨となり、雷を伴って激しく降る時間もありそうだ。沖縄ではすでにこれまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、土砂災害などに警戒が必要となる。
その他も気温が上がることで大気の状態が不安定になるため、あちらこちらで雨雲や雷雲が発生するおそれがある。晴れていても天気が急変する所があるため、急な激しい雨や雷雨に注意が必要だ。 (気象予報士・多胡安那)