夏は「下に着るTシャツ」が見た目の安っぽさを左右! 洗練されたアウターの着こなしの
ポイント 夏のよそ行きといえば、サマーアウターを羽織る着こなし。ジャケット感覚で薄手のシャツやカーディガンを羽織る方も多いのでは。なかでもバッグに畳めるサマーカーディガンは、温度調整しやすく便利ですよね。 【写真】Tシャツの首型は体形・骨格で「自分に似合うもの」を選ぶ、判断基準のひとつは…… 正解ポイント ・サマーアウターに響かないTシャツを選ぼう ・体形にあう首型のTシャツを選ぼう どのサマーアウターを選ぶにせよ、インナーのTシャツ次第で「コーディネートの完成度が変わってしまう」ことは見逃せません。どんなに素敵なサマーアウターでも、インナーのTシャツに違和感が生じれば、安っぽい印象になってしまうから。 「渋いおじさんに仕上がるサマーアウターの着こなし」に必要なインナーTシャツとは? 『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者がその最適解を解説します。 ■サマーアウターのフォルムを意識してTシャツを選ぼう Tシャツの正解は着こなしで左右されます。Tシャツ一枚のコーディネートならば、もはや定番のオーバーサイズが好ましいでしょう。 ところがサマーアウターのインナーTシャツの場合、このルールが通用しません。サマーアウターのボリュームを考慮する必要があるからです。
例えばジャストシルエットのサマーカーディガンに、オーバーサイズのTシャツを合わせることを想像してみてください。 これではカーディガンのアームホールにTシャツの袖が詰まってしまい、シワが寄ってしまいますよね。暑くてTシャツ一枚になったとき、だらしない印象になりかねないのです。 一方、オーバーサイズのシャツアウターもインナーTシャツの影響を受けます。 例を出すと、ジャストシルエットのTシャツ合わせでは、シャツアウターのボリュームが出づらく、貧相に見えかねません。というのもシャツアウターのボリュームについては、生地感の張りが関係しているから。 つまりインナーがピタッとしていては、オーバーサイズのサマーアウターなのに、体のラインを拾ってしまうという状況です。 これではきれいなフォルムではなく、単純にサイズが合っていないサマーアウターを羽織っている印象になりかねません。 サマーアウターのフォルムを意識したインナーTシャツを選びましょう。 ■体形にあう首型を選ぼう Tシャツの首型といえば、Vネックもしくはクルーネックが主流です。最近まではクルーネックばかり注目されていましたが、昨年あたりから徐々にVネックも増えてきました。 とはいえTシャツの首型は、体形・骨格によって、印象がガラッと変わるもの。だからこそトレンドを追うのではなく、似合うものを選んでください。