最高額は誰だ!? JリーグDF市場価値ランキング2位。鉄人サイドバック。下落の原因は?
明治安田生命J1リーグの2023シーズンが終了した。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出したDFの市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は12月4日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
2位:山根視来(川崎フロンターレ) 生年月日:1993年12月22日 市場価値:160万ユーロ(約2億2400万円) 2023リーグ戦成績:33試合2得点2アシスト 2016年に湘南ベルマーレでプロとしてのキャリアを始めた山根視来は、2020年から川崎フロンターレでプレー。3年連続でJリーグベストイレブンに選ばれ、川崎F加入時に80万ユーロ(約1億1200万円)だった市場価値は、2022年11月に170万ユーロ(約2億3800万円)まで上昇した。 しかし、今季はやや下落しており、最新の市場価値は160万ユーロ(約2億2400万円)だ。29歳という年齢からくる減少とも考えられるが、それだけではないかもしれない。2022シーズンにリーグ戦で4アシスト、2021シーズンは同12アシストを記録していたことを考えると、今季の2アシストは物足りない印象を受ける。 それでも、山根の今季J1出場時間はチームトップの2950分。Jリーグの出場数は3シーズン連続で30試合を超えており、今季も鉄人ぶりを発揮した。攻撃時のインパクトは薄れたとしても、タックル数がJリーグ全体で4位の91回を記録するなどしており、守備で常にチームに貢献している。 その一方で、サッカー日本代表ではカタールワールドカップのあとから声がかかっていない状況だ。代表の右サイドバック争いに加わるために、本人としても2024シーズンはさらなるインパクトを残したいと考えていても不思議ではない。
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