『光る君へ』凰稀かなめ“才色兼備”な赤染衛門の役作り【君かたり】
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、赤染衛門を演じる凰稀かなめの声を紹介する。 【写真】NHK大丈夫?本郷奏多×井上咲楽の”緊縛プレイ”シーン ――赤染衛門を演じて 赤染衛門さんの本とかも読ませていただいているんですけど、やっぱりすごく頭がいいし才色兼備といわれている人なので、和歌とかも今回、初でやらせてもらったりしたので、まずそういうふうに見えるように、知的に見えなければいけないなっちうのはすごく意識してやっていましたね。 今回、その女性のサロン、倫子様の仕えているサロンで勉強会をやらせてもらっているんですけれども、若い子たちに教える先生的な存在なので厳しい部分もありつつも、やっぱりみんなのことがとてもかわいいし、キャピキャピしているその子たちを見ているのも楽しいし、一緒に楽しませてもらっている感じなので、なんかこの作品全体の中のちょっとしたポッとできる場面にできたらいいなって。 赤染衛門自体も最初のことはちょっとかためにつくっているですけど、それを少しずつ崩せていけたらなって。かたいだけじゃなくて、やっぱりあの結婚しているんですけど「心の中はおのれだけのもの」ってセリフがあるんですけど、「目移りしてもいいんじゃない」ということも言っているので、そういうことに関しても結構自由なのかなって思っています。この先のことはちょっとどうなるかわからないんですけど。 ――まひろについて 初めて会ったときに、とても頭のいい子だからすごく賢いし、でもとても自由というか素直というか思ったこと言っちゃいますし、最初は「ん?」と思ったりとかしたときもあったんですけど、でもこの子の才能っていうのはすごく無限にあるのではないかなって思って。かぐや姫のお話をしているときも、この子はわかってこういう言葉を言っているんだっていうのが結構頻繁に出てくるんですよ。だからすごく強敵になるだろうなみたいな感じはしましたね、いずれ。