鶴岡市で庄内柿の収穫盛ん 気温が高く日照量も多く「過去最高の収量が期待できる」
秋の味覚「庄内柿」の収穫がいま、鶴岡市で盛んに行われています。ことしは、気温が高い日と日照量が多かったことで例年よりも大ぶりに育っているということで、生産者からは「過去最高の収量が期待できる」との声も聞かれました。 鶴岡市羽黒地域にある岡部順さんの畑では5日、秋が深まって収穫期を迎えた「庄内柿」の主力品種「平核無」が大ぶりの実をつけていました。 庄内柿生産者 岡部順さん「すごい大きいですよ。去年が一番過去最高の生育だったけど、それをまた1.5倍くらい飛び越して大きいのですごいでかいですよ、ことしは」 ことしは気温が高い日と日照量も多かったため、開花が1週間ほど早まり、実が大きく育っているということです。 岡部さん「大きいということは箱数が伸びるということ。小さければ数はあるけど箱数はそれほど伸びてこないのでことしはおそらく過去最高になると思う」 庄内柿の収穫の繁忙期を迎えているいま、鶴岡市内では旅行会社が企画した収穫体験の観光ツアーが行われています。岡部さんの畑ではこの日、首都圏から参加した5人が収穫に挑戦しました。 参加者「今日初めてやった。慣れてはいないけど楽しい」「やったことがない収穫を体験してみたいと思って」 岡部さん「雨が降るとどんどん実が悪くなっちゃうので2人よりも4人とかいるとその分、収穫してもらえるので本当に助かります」 庄内柿の収穫は11月中旬まで続く見通しです。