災害時の店舗状況「見える化」…セブンイレブンがシステム公開
日テレNEWS NNN
コンビニ大手のセブンイレブンは、地震や台風などの災害の際、店舗や物流の状況をリアルタイムで「見える化」する社内のシステムを公開しました。防災インフラとしての機能を高めていくとしています。 このシステムでは、全国のセブンイレブン、およそ2万1000店舗の状況がGoogleマップ上にアイコンでリアルタイムで表示されます。たとえば、店舗への送電状況やコーヒーマシンへの給水状況などから停電や断水を判断し地図上に反映します。 セブン-イレブン・ジャパン執行役員 西村出システム本部長 「今の起きている状況だとか必要なことを把握できるかというのは、非常に災害対策としても課題になっていく」 停電や回線障害、浸水・断水といった店舗ごとの状況が瞬時に把握できることで、災害の対応や早期の営業再開に向けた判断に役立つとしています。今後、自治体や水道局などと情報を共有することで、より迅速な災害対応に役立てたいとしています。