水源地から発がん性指摘のPFAS…各務原市が対策費約4億6千万円を新年度予算案に 新水源地の開発も視野
水道の水源地から有機フッ素化合物「PFAS」が検出された岐阜県各務原市は、新年度の当初予算案に約4億6000万円の対策費を盛り込みました。 【動画で見る】水源地から発がん性指摘のPFAS…各務原市が対策費約4億6千万円を新年度予算案に 新水源地の開発も視野 各務原市の三井水源地では、2020年に発がん性が指摘されている有機フッ素化合物=PFASが国の暫定的な目標値を超える濃度で検出されたため、活性炭を使って除去するなどの対策を行ってきました。 予算案では設置している活性炭の交換を行うなど、対策を進める費用などとして約4億6000万円を盛り込み、新たな浄水施設の建設に向けた調査も行います。 淺野健司各務原市長: 「新水源地の開発を視野に、市内地下水の水質・水量調査を実施します」 各務原市の新年度予算案は、2月27日に開会する市議会に提出されます。