「目標はまだ“秘密”です」パリ五輪マラソン代表内定の天満屋・前田穂南が会見 意気込み語る【岡山】
パリオリンピックのマラソン日本代表に内定した岡山市の天満屋所属の前田穂南選手(27)が、3月12日、市内で会見を開きました。会見には武冨豊監督(70)も同席し、パリへの意気込みや、コース対策について語りました。 (パリ五輪内定 天満屋・前田穂南選手) 「パリで走りたいというのがあったので、すごく楽しみな部分とワクワクする気持ちがあります」 パリオリンピックのマラソン日本代表に内定した天満屋の前田穂南選手。女子マラソンの代表としては国内で5人目となる2大会連続のオリンピックです。 前田選手は兵庫県出身の27歳。初めて臨んだ前回の東京オリンピックは33位に終わりました。 (天満屋 前田穂南選手) 「東京五輪ではすごく苦しい思い。経験したことを生かして、パリに向けて準備していきたい」 (天満屋 武冨豊監督) 「4年間の間に記録伸ばしているし、力的にも付いてきているので、自信を持ったレースができるのではないかと」 1月の大阪国際女子マラソンで19年ぶりに日本記録を更新した前田選手。天満屋所属の選手として6大会目となるオリンピックです。 起伏が多く、難しいコースと言われているパリでのレースに向けては。 (天満屋 武冨豊監督) 「石畳もありますし、これまで経験した中でも本当に一番厳しいコースになるのではないかと私は想像しているんですけれども、地道な練習を積み重ねるしか対策としてはないのかなと思います」 (天満屋 前田穂南選手) 「パリでは足場が悪かったりするので、しっかり足づくりをして、継続して練習して準備していきたいです。目標はまだ秘密です」 前田選手は今後、コースの下見のほか、海外で合宿などに臨む予定で、8月の本番に照準を合わせ調整していくということです。
岡山放送