県内初 アレルギーのある当事者だけを集めた「安心して楽しめるキャンプ」 子どもたち“生き生き”
そして夕食づくりにも挑戦。使用する調理器具は個別に用意したもので、食材や調味料もアレルゲンの混入がないよう、製造メーカーにも確認を取っています。 スタッフ:「がんばれ、がんばれ、よそ見しないよ」 子どもの傍らでは…保護者たちが情報交換。当事者間のネットワークづくりも、このキャンプのねらいのひとつです。 参加者全員:「みんなで作ったカレーいただきます」 参加児童:「熱っ!」 1泊2日のキャンプ。誰も体調を崩すことなく、無事、日程を終えることができました。 参加児童:「自分でご飯を作って、みんなで遊ぶところが楽しかったです」 「アレルギーのことが学べて嬉しかった。心配しなくても食べられた」 保護者:「生き生きしてた。食に関して今回は何も気にしなくていいという、みんなが分かっているので、気にせず、何でも食べていたのが良かった」 体調や食事のことを心配せずに宿泊することは、重度のアレルギー当事者には貴重な機会。親にも子どもにも、最高の経験になりました。 ▽沖縄アレルギーゆいまーるの会 大田なつき会長 「アレルギーのことを気にしないで、みんなと楽しめるって。楽しいんだ、って。本当に見ていて思いました。また次もこういう企画ができるように、まわりの協力を得ながら、やっていきたいと思っています」 (取材 比嘉チハル)
琉球放送