渡辺翔太“田邑”、北香那“由美子”の特別になるべく距離を縮めようとする姿に「余裕なさそうである感じがいい」と絶賛の声<先生さようなら>
渡辺翔太主演のドラマ「先生さようなら」(毎週月曜夜0:59-1:29、日本テレビほか/TVer Huluにて配信)の第2話が1月29日に放送。第2話では、由美子(北香那)との距離を縮めようとする田邑(渡辺)の姿が描かれた。X(旧Twitter)では、年下男子・田邑のアプローチに「年下男子の破壊力」「好きにならん人いる?」「強気な感じがいい」という声が上がった。(以下、ネタバレがあります) 【写真】進路を話し合う学生時代の児玉(須賀健太)と田邑(渡辺翔太) ■明るくも切ない学園ラブストーリー 本作は、渡辺演じる主人公・田邑拓郎の、高校生時代に恋に落ちた国語教師・内藤由美子との過去、高校の教師になった田邑に恋心を抱く生徒・城嶋弥生(林芽亜里)の現在を描く。それぞれの恋が重なり合う、明るくも切ない学園ラブストーリー。 ■ 田邑は初めてクラスを持つことに…「先生さようなら」第2話を振り返る 新学期になり、初めて担任のクラスをもつことになった田邑。担当クラスには弥生(林芽亜里)もいた。クラスになじめず、退屈そうな弥生を、田邑は自分が顧問をしている美術部に誘う。 頑張ってコミュニケーションをとろうと頑張る弥生をほほ笑ましく思いながら、ふと眠ってしまった弥生を見て、スケッチブックを手に取る。田邑が人物画を描くのは久しぶりだった。 自分の担任教師である由美子(北香那)を初めて書いた時は、進路さえ決まっていなかった。彼女が、自分の絵を褒めてくれなかったら、今の自分はない。そんな田邑は由美子との距離を縮めたいと思うようになる。 ■田邑が好きだった由美子との時間 田邑は、過去を振り返りながら出勤していた。由美子の特別になりたくて悩み、苦しんだ日々や、由美子を自分だけの世界に閉じ込めたいと願った淡い恋心をふとした瞬間に、何度も思い出していたのだろう。 田邑にとって、由美子は大切な存在であり、そんな由美子との時間は宝物だったことが分かるシーンがある。そのシーンは、田邑はうれしそうに、由美子を描いている場面に詰め込まれていた。 由美子からどうして私を描いているのかと問われると、田邑は動かないでと告げる。さらには、正面を向いてなど細かな指示をした後、素直に従う由美子を見て、くすっと笑うのだ。本当に幸せそうな時間が流れていた。 絵を描くことはもちろんだが、由美子と過ごす時間が本当に好きだったことが田邑の表情から伝わってくる。しかし、この時点では、田邑はしっかりと自分の恋心を自覚していなかったように思う。 ■由美子に避けられた田邑 田邑は、ただ由美子と一緒に過ごすことが楽しくて仕方がなかった。しかし、由美子に避けられたことで、田邑は寂しさを覚える。それと同時に、自分の恋心を自覚したのではないだろうか。 由美子に会いに行った田邑は、進路の相談を始める。美大への進学は逃げているんだろうかと聞く田邑に、由美子は勉強から逃げて入れるほど美大はあまくはないとはっきりと伝える。さらに、由美子は今の田邑の成績では、どこの大学も難しいと担任として現実を突き付ける。 由美子のストレートすぎる言葉に、少し落ち込んだような声で「はっきり言うね…」ともらす田邑。そんな田邑に、由美子は今から頑張ればいいと話し出す。由美子は提出物が遅れることはあっても、全て合格点を取ってきてことから、田邑が頑張らなきゃいけないときはちゃんと頑張っていることを知っていたのだ。 由美子が自分のことをよく見ていることを知り、田邑は明るい表情を浮かべる。由美子の言葉で、素直すぎる反応をする田邑に、きゅんとした人もいただろう。 ■田邑のアプローチを視聴者が絶賛 田邑は由美子がうそをつかないと分かっていた。だからこそ、進路相談の後に、由美子に向かって「俺のこと避けてたっしょ」とストレートに問い掛けた。由美子との距離を縮めたいと思っていた田邑は、自分が避けられていた理由を知りたかったのだ。 由美子も由美子で、田邑に誠実でありたいと思ったのか、一人の生徒だけ特別扱いするわけにはいかないからと、避けていた理由を打ち明ける。 一瞬、気まずい空気が流れたが、それを破ったのは田邑だった。田邑は由美子の話を聞き、少し首を傾げたのち、自分を特別扱いしないのは無理じゃないかと迷いなく告げる。その言葉を耳にし、不思議そうにする由美子に、続けて田邑は「だって俺、先生にとって特別でしょ」と言い放つのだ。 グイグイ距離を縮めようとする年下男子・田邑のアプローチに、Xでは「年下男子の破壊力」「余裕なさそうである感じがいい」という声が上がった。また、「切ない展開来るのか」「幸せのまま時を止めよう…!」「悲しい展開は、ちょっとまだ来ないで」と、今後訪れると予想される切ない展開に対し、心の準備ができていないと嘆く視聴者が続出している。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部