岡山県管理「橋名板」41枚盗難 5市町の12橋、被害256万円
岡山県内で橋の名称や完成年を記した「橋名板」の盗難が相次いでいる問題で、県は23日、県管理の橋全3041本を調査した結果、津山、新見市など5市町の12本で計41枚が盗まれていたと発表した。被害額は計約256万円に上るとみられ、県警への被害届の提出を進めている。 津山市3本12枚(被害額約75万円)▽新見市3本8枚(約50万円)▽瀬戸内市2本8枚(約50万円)▽赤磐市2本8枚(約50万円)▽久米南町2本5枚(約31万円)。調査は今月16~22日に行った。 橋名板の盗難はこれまで、岡山、瀬戸内、赤磐市がそれぞれ管理する橋でも相次いでおり、県管理分とは別に計101枚の被害が判明している。 県道路建設課は「橋名板は地区住民に愛着を持ってもらい、目印にもなるもので盗難に憤りを感じる。再発防止に向けて対策を進めていく」としている。