再資源化率は業界最高水準の99%!火力発電所跡が資源循環の拠点に 国内初の取り組み「サーキュラーパーク九州」に潜入
“資源循環業”という新たな産業
さらに、サーキュラーパーク九州が重視するのは、地元との関係だ。技術を地域に定着させようと、操業のタイミングに合わせて、薩摩川内市の高校を卒業した新入社員3人を採用した。 新入社員の一人は「リサイクルの先陣を切れるような企業にしたい」と真っすぐな目で語ってくれた。 廃棄物を資源として蘇らせ、その循環を目的としてスタートした「サーキュラーパーク九州」。火力発電所の中心部だったタービン建屋の跡には、再資源化の研究や知識を広める図書館などを建設する構想が練られている。 春木CEOは、今回の事業によって「資源循環業」という新しい業種、新しい産業を創出していきたいという。 火力発電所の跡地から資源の循環を目指す国内初の取り組み。脱炭素化や持続可能な社会を目指して今後、どう発展していくのか注目される。 (鹿児島テレビ)
鹿児島テレビ