鳥取市で25℃を超える夏日となるなど、晴れ間が広がった山陰地方。そんな中、にぎわいを見せていたのは島根県松江市八束町の由志園（ゆうしえん）。 池を覆いつくすのは、赤やオレンジ、黄色など色とりどりのダリアです。その数はなんと10万輪にものぼります。 客 「いろんな色があってすごくきれいだなって思って、とても良かったです。昨日は少し寒かったのですが、今日は晴れたので行ってみようかなって」 ハンガリーからの観光客 「ヨーロッパのハンガリーから来ました。私たちは花の愛好家ですが、(この風景は)ただただ素晴らし いです。このような機会に恵まれ大変うれしいです」 和名では、「天竺牡丹(てんじくぼたん)」と言うダリア。実は、松江市と姉妹都市を結ぶ兵庫県宝塚市のものです。開花後、苗や球根を育てるため、摘み取ってしまう花を活用しています。 訪れた人は、園内を散策したり、風景をカメラにおさめるなど、思い思いに時間を過ごしていました。日本庭園とダリアの共演は、11月4日まで松江市の由志園で楽しむことができます。