ギリシャの元ロイヤル、ニコラオス王子とタティアナ妃が離婚を発表
ギリシャ王国最後の国王であるコンスタンティノス2世とアンナ=マリア妃の次男であるニコラオス王子。タティアナ妃と破局したことを明らかにした。
現地時間4月19日(金)にギリシャの元ロイヤルファミリーのウェブサイトは2人の離婚を発表。「ニコラオス王子とタチアナ妃は14年間の同居生活を経て、結婚を解消することを決意した。2人はこの決断を下す難しさ、お互いに対する深い感謝と経緯、これまで歩んできた年月への愛を表明している。尊敬と理解という共通の価値観がこれからの2人の関係、つまり深く誠実な友情関係の礎となる。2人は自分たちの故郷だと感じているギリシャでこれからも暮らし、活動を続ける」とコメントしている。最後に「家族はこれからも2人のそばにいる。みなさんの敬意と思慮に感謝する」。
2人は今年2月にロンドンで開催された、コンスタンティノス2世への感謝の礼拝に揃って参加。腕を組んで会場に現れるシーンを報道陣にキャッチされていた。何の異変も感じられなかったことから、突然の破局はロイヤルファンを驚かせている。
2人はスキーリゾートで出会いお互いに一目惚れ。約7年の交際を経て2009年に婚約、2010年にギリシャのスペツェス島で結婚した。妃は結婚するまでダイアン・フォン=ファステンバーグの下で働き、イベントプランニングやパブリシティの分野で活躍していた。
2016年にはギリシャ料理を世に広めるために『Taste Of Greece』というレシピ本も出版している。気品あふれる美しさとファッションセンスでロイヤルファンたちの注目を集めてきた妃。これからどんな活動をしていくのか、続報を待ちたい。