昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
初代の日産『シルビア』(1965年)で初参加したのは、36歳のデザイナー。オーストラリアにあったらしい個体を今年1月に入手し、2か月前にナンバーを取ったばかり。やはりこの美しいデザインに惹かれての購入だったという。「不具合を直していると、通りすがりのオジサンがあれこれと昔のエピソードを話してくれて楽しいです」と笑った。
このほか、最近やっとみつけた通称□ヒトデ・ホイール□を装着してカタログと同じオリジナル状態となったといういすゞ『ピアッツア・イルムシャー』(1989年)や、こちらも各部がオリジナルの状態で残された、希少なトライアンフ『ヴィテス』コンバーチブル(1968年)、今も普段の足として走らせている60年前のいすゞ『ヒルマンミンクス』(1964年)など、見事に手入れされた名車が並んだ。
この日は恒例となった市街地への自由パレードなども行われるなど、色づき始めた山に囲まれて参加者たちは旧交を温めながらのんびりとした1日を過ごしていた。
レスポンス 嶽宮 三郎