巨大ガチャから出てきたカプセルを手に取る来園者の女性＝名護市為又の名護パイナップルパーク

　名護市為又の名護パイナップルパークにこのほど、高さ2．4メートルの巨大パインガチャがお目見えした。 【写真】名犬ハッチー、嗅覚生かしハブ捜索　捨て犬から飼育

　来年10月末まで約1年間、設置する予定。直径16センチのカプセルにはパインと恐竜を組み合わせた新キャラクター「パイなそー」のグッズが入っており、1回千円の専用コインを売店で購入し、回すことができる。同園によると、県内では初めての設置になる。 　巨大ガチャは創業45周年の記念企画の一つ。グリーグローブ社（東京都）の「モンスターカプセル」にパイン柄をラッピングした。パインのオブジェの設置を検討する中で、見るだけでなく来園者が体験できるものとして設置が決まった。 　ガチャにオリジナルキャラクターを入れようと、社員がAI（人工知能）を活用しながらパイなそーのデザインを考案した。パークでは以前から恐竜コーナーを設置していたが、パインとの親和性をさらに持たせようと組み合わせた。 　運営する名護パイン園の佐々川英樹経営企画室長は「いつ何回訪れても楽しみ方があるよう、常に新しいことに取り組んでいる」と話し、ガチャ以外の展開にも意欲を示した。

　（武井悠）