【ゴールドジュニア】8番人気の伏兵ランベリーが重賞初V 矢野貴之「素質はいいモノを持っている」
大井競馬場で10日に行われた第5回ゴールドジュニア(SⅢ、2歳・ダート1400メートル)は、8番人気の伏兵ランベリー(赤嶺本)が中団追走から最後は2着馬と併せ馬の形となったが持ち前の勝負根性を発揮し差し切った。重賞初制覇。勝ちタイムは1分28秒6(良)。1/2馬身差の2着に2番人気のオーシンレーベン(朝倉実)、さらクビ差の3着に7番人気のシビックドリーム(米田英)が入った。上位2頭は11月6日に行われるSⅠハイセイコー記念(大井ダート1600メートル)への優先出走権を獲得した。 2021年ママママカロニ以来このレース2勝目を飾った矢野貴は「新馬戦から乗せてもらい、その時は苦い思いをしましたので責任を感じていました。爆発力ではこのメンバーでも見劣っていないと思っていたのでそうなってよかったです。窮屈な競馬でしたが辛抱して馬がよく伸びてくれました。素質はいいモノを持っていると思います。体つきは小さいですがその分勝負根性があるので順調に成長していってくれれば」と笑顔で話した。この先は12月31日に行われるSⅠ東京2歳優駿牝馬(大井1600メートル)を大目標にローテを組んでいく予定だ。
東スポ競馬編集部