【timelesz】櫻井翔のアドバイスも!? 笑って泣ける横浜アリーナ公演の様子を徹底ルポ! <MCコメント付き>
佐藤勝利コメント
「4月からtimeleszと名前が変わり、色々な発表もさせていただき、そのスピード感をはじめ、皆さんにはいろんな戸惑いや不安をたくさん与えてしまったと思います。僕たちとしてはもちろん、そういう思いをさせたかったわけではなくて。僕たちが、上を見上げていること、上を見上げすぎていること、高みを目指していること、見たことない景色を見せたいなという思いは、目の前にいる皆さんを笑顔にしたいからこそのものなんです。だけど、不安や戸惑いを届けてしまったのは、本当に申し訳ないなと思います。 3人でライブをやらせてもらえること、timeleszとしてステージに立てていること、それは当たり前じゃないんだって、毎回、ステージの裏で思っています。そして、毎回ライブが始まると、みんなはすごい盛り上がりを見せてくれて。このツアーで毎回感じているのは、この状況をみんなが支えてくれている、支えようとしてくれていることです。さっき、聡ちゃんも言っていましたが、僕たちが支えなきゃいけない立場なのに、みんなが支えてくれて本当に感謝しています。いろんなことがあるたび、何回も、何回も、みんなの支えをもらって……。これからは、いろんな不安や戸惑いを与えてしまった分、みんなが見たこともない景色を見せたいなって思っています。 timeleszと名前は変わりましたが、timeleszという名前にはこんな思いも込めていて。timeleszの頭文字の『t』はアルファベットの順番で言うと「u」の前です。『u(you)」の前にはいつも『t(timelesz)』がいるんです。僕達は、みんなの目の前にいるグループでありたいなと思っています。そんな僕達についてきてくれたら嬉しいです」(佐藤さん)
菊池風磨コメント
「皆さん、今日も素敵なひとときを本当にありがとうございます。2人からもありましたが、僕たち3人はとにかく前を向いています。前を向いて、突っ走って、その先にある大きな夢を叶えたい、見たことのない景色を見てみたい、そんな思いで一心不乱に走り続けています。ただ、それが、皆さんにとっては少し寂しい思いをさせているかもしれません。メンバーが2人卒業して、グループ名も変わって、それに対して、もっと感傷に浸ったりとか、思いをはせる時間があったりとか、一歩立ち止まって振り返ってほしい、そんなふうに思う人も少なくないと思います。 ただ、僕たちはそれでも前を向きます。なぜ、前を向くのか、無我夢中で走り続けるのか。それは、僕たちが抱く夢は、見たい景色は、5人のSexy Zoneが叶えたかった、大きな大きな夢だからです。5大ドーム公演も、国立競技場でのライブも、ヒットチャートの総なめも……。全部全部、5人のSexy Zoneの夢だからです。Sexy Zoneという形じゃなくなって、2人がそれぞれの夢に向かって歩いていても、僕たち5人で思い描いた夢はこれからも、僕たちtimeleszが追いかけていきます。 『timelesz project』で僕達は『新メンバーをオーディションで募る』と言い出して、そんなのは前代未聞で。皆さんも驚いたと思いますし、スタッフさんも驚かせてしまったと思います。ただ、どんなに途方もないことでも、どんなに無謀だと思われても、大丈夫です、全部、全部うまくいきます。なのでどうか、どうか僕たちtimeleszについてきてください」(菊池さん) セットリストは新旧の楽曲が入り混じり、ライブの最中には過去の5人の写真がスクリーンに映し出される場面も。そこから伝わってきたのは「過去、今、未来はちゃんと繋がっている」というメッセージ。過去を捨てたわけじゃない、夢を諦めたわけじゃない、あの頃から変わらぬ叶えたい夢が今もずっと3人の中にある。だからこそ、誰も切り拓いたことのない道をtimeleszは走り続ける。その先に、どんな景色が待っているのか……。 大きな夢に向かって突き進む3人の背中を、MOREはこれからも追い続けます!
撮影/齊藤晴香 取材・文/石井美輪