“ヤンタン”の縁 つんく♂が「MBSラジオのうた」制作
MBSラジオパーソナリティが歌いつなぐ
MBSラジオへの想いをメロディに──。MBS毎日放送(本社:大阪市)は14日、開局65周年企画の一環として、つんく♂プロデュースで、同局のラジオパーソナリティが歌いつなぐ「MBSラジオのうた」を制作すると発表した。お披露目は9月の特別番組になるという。 ラジオ復帰15年 吼えるコンちゃん近藤光史アナの生き方
名物コーナー「ハッピートゥデイ」にちなんだタイトル
同局によると、この歌は、9月に開局65周年を迎えるMBSラジオが「番組やリスナーへの想い」などを込め「WE ARE THE MBS RADIO」を表現したメッセージソングを制作しようと企画されたものだという。そこで、作詞、作曲を依頼したのは同局の人気番組「MBSヤングタウン」(通称・ヤンタン)に1993年から96年まで出演していた、つんく♂だった。 つんく♂は、同局に出演する浜村淳、明石家さんま、笑福亭鶴瓶らの「MBSラジオへの想い」を手がかりに、自身の同局への想いを、歌詞やメロディにして紡ぎ出すという。 また、曲のタイトルは、つんく♂自身もリスナーだったヤンタンの当時の名物コーナー「ハッピートゥデイ」にちなんで、「Thank you! Happy today! ~MBSラジオのうた~」に決定した。
小学2~3年の頃からヤンタンを聴き始めた
今回の制作を受け、つんく♂は「僕は大学を卒業した後に上京しましたが、それまではずっと大阪に住んでいました。 長男として生まれたので、いろんなことを教えてくれるお兄ちゃんのような存在はラジオでした」とコメントを寄せている。 また「小学2~3年の頃からヤンタンを聴き始めたのを記憶しています。 もちろん当時は週に一回水曜のヤンタンを聞くところから始まりましたが、夜の10時から始まって夜中1時までやってるというこのラジオ番組は本当にそんなに遅くまでやってるのか、とか、小学生の僕にとっては不思議でなりませんでした」という思い出も。 「家にあった水色の片手サイズのラジオは単三電池を使います。 布団に潜り込んでイヤホンつけて聞いてたなぁ。この面白い番組は全国の人が聞いてるもんだと思ってました。 でも、大阪ローカルだったんですよね。 不思議でした」と、ヤンタンについての思い出も寄せた。
9月3日放送予定の特別番組でお披露目
同番組で、流行の音楽や時代のトレンド、トークの仕方もいち早く吸収し、それをクラスメイトに伝言していく、青春時代を送ったそうで、どのような曲ができるのかが注目される。 この曲は、今年9月3日に放送予定の特別番組「祝!MBSラジオ65周年 人気パーソナリティ5人大集合 4時間生放送でしゃべるんジャー こんちわ65周年もありがとう!ええなぁもてんコモリもすこ~し愛して」でお披露目される予定となっている。