「自分の命をは自分で守る」 津波被害が想定される地区の小学校で津波から生きのびるための防災講義(山形・酒田市)
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山形市酒田市の沿岸部にある小学校できょう、防災講義が行われ、児童たちが津波から生きのびることについて学びました。 【写真を見る】「自分の命をは自分で守る」 津波被害が想定される地区の小学校で津波から生きのびるための防災講義(山形・酒田市) 「津波から命を守ってくれるのは津波警報などの情報を入手し適切に行動する自分自身です」 酒田市の沿岸部にある浜中小学校では、毎年この時期、津波の避難訓練を行なっています。 今年は防災講義が行われ、津波が発生した時の対処法や知識をクイズ形式で学びました。 問題は「海で津波警報が防災行政無線で聞こえた時の正しい行動」です。 「1番 海から上がって砂浜で津波が来るかどうか沖の様子をみる。2番 海からあがってすぐ高台に避難する。3番 近くの大人がどういう行動をするかじっと様子をみる」 正解はもちろん2番の「海からあがってすぐ高台に避難する」です。 酒田市ハザードマップによると浜中地区の津波最高水位は10.4メートルで、津波の到達時間は15分とされています。 児童「津波からどうやって逃げるか知れてありがたい」 児童「津波が恐いと思った」 酒田市危機管理課 鐙谷亮さん「津波は正しく恐れて欲しい。しっかりと知識をもっていれば逃げる事ができて自分の命・友達の命・家族の命を守れる」 「自分の命はどうしたらいいと思う?」 児童たち「自分で守る」 海抜7.7メートルに位置する浜中小学校では高台への避難訓練も行なっていて、児童たちは楽しみながら津波の知識や防災を学んでいました。
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