夜間照明の利用開始 保原総合公園の2施設、日没後も運動を 福島・伊達
福島県伊達市は14日、同市の保原総合公園にある市フットボール場とほばら大泉テニスコートに設置した夜間照明設備の利用を始めた。夜間に運動できる機会を提供し、市民の健康増進を図る。 テニスコートは1994年に、フットボール場は2022年にそれぞれ開設。照明設備がなかったため、設置を希望する声が市に寄せられていた。 利用開始に先立ち、点灯式が13日、同公園で行われ、須田博行市長や松陽中サッカー部、桃陵中ソフトテニス部の生徒が参加。参加者が点灯盤に専用のコインを入れて照明を点灯させた後、生徒は早速、運動場で練習に取り組んだ。 須田市長は「施設を使って運動し、運動場を盛り上げてほしい」、松陽中サッカー部の生徒(2年)は「照明設備のおかげで利用できる時間が増えて、もっと多くの人が利用できる」と話した。
予約制、午後9時まで
夜間照明はフットボール場全面とテニスコート2面で利用できる。利用料金は1時間につき、フットボール場が全面1100円、半面550円、テニスコートは一面330円(いずれも利用料は別)。時間は日没ごろから午後9時まで。事前予約制で、希望者は同公園管理事務所(電話024・575・1616)に申し込む。
福島民友新聞