大谷選手から「お年玉」 沖縄・浦添市の小学校にグラブ届く 3学期の始業式に合わせてお披露目
【浦添】米大リーグの大谷翔平選手から、グラブのお年玉-。大谷選手が全国の小学校に三つずつ贈ったグラブが沖縄にも届いた。浦添市立前田小学校(細田幸弘校長)では5日、3学期の始業式に合わせて子どもたちにお披露目された。 【写真】「ただただうれしい」沖縄・豊見城中1年の宜保尚吾、U12世界一に貢献 決勝で2安打3盗塁 憧れは大谷翔平 同市教育委員会は最も早い時期の受け取りを希望し、グラブは昨年12月25日に到着。同校は始業式に合わせて準備してきた。 グラブには、「野球しようぜ」「次の世代を勇気付けるためのシンボルに」といったメッセージも同封されている。細田校長が「大谷選手からプレゼントが届きました」と言ってグラブを掲げると、児童たちから歓声と拍手が起こった。 6年生はグラブを手に取って感触を確かめていた。少年野球の前田ホークスでセカンドを守る末武大輝さん(11)は「ボールを取りやすそう。もうすぐ最後の大会なので、頑張ろうという気持ちになった」と笑顔。与那覇さわさん(12)は「グラブを配ろうと考え、それを実行に移すことがすごい」と刺激を受けていた。 同校は各学級にグラブを回したり、休み時間にキャッチボールする機会を設けたりする予定。細田校長は「子どもたちが大谷選手のように夢や希望を持ってくれたらうれしい」と期待した。 (浦添西原担当・比嘉直志)