JR西「こだま限定自由席片道切符」を再発売へ 被災地支援で
JR西日本は16日、「平成30年7月豪雨」被災地の支援活動に向けた取り組みとして、山陽新幹線の岡山駅から徳山駅間から新大阪駅(大阪市内)までの新幹線こだま号を安く利用できる「こだま限定自由席片道切符」を再び発売すると発表した。 【拡大写真付き】JR西日本 豪雨による不通区間の運転再開見込み発表
同社によると、被災地でボランティア活動を行った人たちが帰りに利用できるよう7月28日から今月8日まで同切符が発売されていたが再度設定するという。 同切符は、岡山、新倉敷、福山、新尾道、三原、東広島、広島(広島市内)、新岩国、徳山の9駅を出発地とし、新大阪まで新幹線こだま号の普通車自由席を利用できる片道タイプのもの。これにより、徳山駅から大阪市内が5600円(所定額11560円)、広島市内から大阪市内が5000円(同5000円)、新倉敷から大阪市内が3500円(同7010円)という運賃で利用できる。切符は利用日の前日までの発売となり、大人1人から利用可能。子ども用の料金設定はない。 販売期間は今月17日から9月8日、利用期間は今月21日から9月9日までで有効期間は1日間。予約時に利用日を指定する。販売はJR西日本インターネット予約サービス「e5489」で行われ、各駅のみどりの窓口や旅行会社での販売は行われない。