メジャーデビューするＳＵＰＥＲ★ＤＲＡＧＯＮ（撮影・堀内翔）

　ＥＢｉＤＡＮの９人組グループ・ＳＵＰＥＲ★ＤＲＡＧＯＮが６日、メジャーデビューを果たした。都内で最新シングル「Ｎｅｗ　Ｒｉｓｅ」の発売記念イベントを行い、４都市を巡るスプリングツアーの開催を発表。結成９年で迎えた新たな門出を１０００人のＢＬＵＥ（ファンネーム）と分かち合い、新章に突入した。 【写真】前も後ろも人だかり　人気の高さが半端ない 　慣用句にあるように、龍は雲を得て天に昇る。屋外ステージから見上げる空は曇っていたが、スパドラにとっては吉兆だった。 　メジャーデビューに向けて、９９日前の昨年１１月２９日から公式サイトでカウントダウンしてきた数字は、ついに「０」に。イベント前、飯島颯（２２）は「龍は伝説の生き物なので、伝説のステージにしたい。ここから歴史をつくっていきます」と意気込み、節目の日をＢＬＵＥと共有した。 　転機を迎えた平均年齢２１歳の９人を祝うように、中華圏の伝統的な「龍舞」が現れて祝福。高難易度ダンスで話題の「Ｎｅｗ　Ｒｉｓｅ」など３曲を披露し、ラップやダンス、ヒューマンビートボックスを融合した持ち前のパフォーマンスで魅了した。 　グループ史に新たな１ページを刻み、ジャン海渡（２３）は「まだ（メジャーデビューした）深い実感はないですけど、少しずつ実感しながら見たい景色が見えてくると思う」と期待する。 　６月から大阪、東京、愛知、千葉を巡るツアーを開催することも発表。近年、メンバーがライブ制作に関わる機会が増えており、池田彪馬（２０）は「ツアーに向けて期待感を煽って、その期待を超えるツアーにしたい」と、ハードルを高く設定する。 　かねて目標に掲げるのは日本武道館公演。年男の古川毅（２４）は「有言実行したい」と、ツアーのその先をにらみ、さらなる昇龍を誓った。