数年前に大病して生命保険の加入は諦めていました。最近CMや広告で「持病があっても入れる」とやっていますが、どのような保険なのでしょうか?
持病がある場合の生命保険の選び方
持病があっても入れる生命保険はありますが、保険料が高くなりやすい・保障を受けるための条件が厳しいなど、通常の生命保険よりも負担が大きい点は否めません。 本項では、持病がある人が生命保険と契約する場合の注意点や、保険料をおさえられる選び方について解説します。持病がありながらも生命保険に入りたい人は参考にしてください。 ■保障内容 持病があっても入れる生命保険は、通常の生命保険と保障内容が違います。一定の期間は保険金が支払われないまたは削減されるといった「支払削減期間」があるのか、またある場合はどれくらいの期間かを確認しておく必要があります。 また、特約を付けることが可能であるものの、特約の保障内容も限定的になる可能性があります。契約前に確認しておきましょう。 ■保険期間 保険期間には、ある一定期間の保障を受けられる「定期型」と、一生涯の保障を受けられる「終身型」があります。定期型は保険料が安い傾向にあるものの、保険期間が終わるたびに更新しなくてはなりません。更新をする際は年齢が上がっていることもあり、保険料が上がる傾向にあります。 持病の悪化・再発等のリスクに対応できる保険の場合は特に、保険期間が長いものを選ぶとよいでしょう。もっとも、保険期間が長いものは保険料がさらに割高になりやすいです。 ■加入年齢を確認 持病があっても加入できる生命保険の場合、20歳未満は加入できなかったり上限年齢が定められていたりなど、年齢が限られていることもあります。また、年齢が上がると保険料が高くなる傾向にあるため、早めに契約したほうがよいでしょう。
持病があっても入れる生命保険への加入を検討しよう
持病があると、通常の保険に入れない恐れがあります。しかし、引受基準緩和型保険や無選択型保険であれば加入できる可能性が広がるでしょう。 ただし、保険料が高い、保障内容が限定的であるなどの特徴には注意が必要です。持病がありながらも生命保険に入りたい人は、デメリットも把握した上で加入を検討しましょう。 出典 生命保険文化センター 生命保険に関するQ&A 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部