水道管凍結の防ぎ方『水出しっぱなし』の料金は…破損した際の修理費と比較してみると
テレビ高知
北日本から西日本の日本海側を中心に降雪が続き、平地でも大雪となっているところがあります。寒波の際の水道管凍結の対策と、「水を出しっぱなし」にした際の料金について、水道局に取材しました。 【写真を見る】水道管凍結の防ぎ方『水出しっぱなし』の料金は…破損した際の修理費と比較してみると 水道管の中の水が寒さで氷になって膨張し、給水器具を破損させることもある「水道管の凍結」。最低気温が氷点下3度を下回ると起きるとされています。 あまり雪が降らない高知県高知市ですが、水道管の凍結と無縁ではありません。高知市上下水道局によりますと2022年の1月8日から10日の3日間には、高知市内で400件近くの水道管の凍結が起きました。平野部でも多く発生していたということで、住んでいる場所に関わらず気を付けなければなりません。では具体的にどのような対策を取ればいいのでしょうか。 (高知市上下水道局道路管理課 竹内蓮 技査) 「屋内外に設置された蛇口を割りばし程度の細さの水量で、冷え込みが予想された前日の晩から出しっぱなしにしておく。水道水が動くことで水道管の中の水が凍結しにくくなります」 どうしても出しっぱなしにできない場合は乾いたタオルなどを露出した水道管と蛇口部分に2重に巻きつけることで凍結を防止します。 タオル以外に専用の保温材もホームセンターなどで販売されているということです。それでも朝起きた時に水道から水が出ず、出勤や通学で外出しなければならない時はメーターボックスの中や道路上にある止水栓を閉めておくことが重要です。 (高知市上下水道局道路管理課 竹内蓮 技査) 「帰宅時に止水栓を開けて破損による漏水がなく、水道水が出ていれば、そのまま使用できます。漏水をしていた場合は再び止水栓を閉めて水道工事業者に修理をご依頼ください」 高知市上下水道局は「寒波の時に慌てないよう日ごろから止水栓の場所の確認や凍結対策の準備をしてほしい」と呼びかけています。
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