災害でネットが使えなくなったら? 経験者は人とのつながり、未経験者は情報を重要視する傾向に
約8割が災害に対する警戒が高まったと回答
今年に入ってからも地震や水害などの災害が多数発生していることを受け、昨年と比較して災害に対する警戒意識を聞いた調査では、19%が「とても警戒が高まった」、56%が「やや警戒が高まった」と回答し、約8割が警戒意識の高まりを感じていることがわかる。
ところが、災害時にインターネットが接続しなかった状況に備え、実際に対策ができていると答えた人はわずか2.5%に留まり、意識はあるものの行動に移せていない人が多いようだ。
災害時の情報収集には避難指示や気象警報、緊急地震速報の情報を得ることができる災害用アプリが有効だ。災害用アプリについては、昨年より4%増の25.3%の人がインストールしていると回答。また、携帯キャリアが災害時に無料開放する公衆無線LANサービス「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)は、スマホが圏外になってもインターネットを利用することができる。
公衆無線LANサービス「00000JAPAN」を知っていると回答した人は13.8%、日頃からコンビニや駅など公衆無線LAN「00000JAPAN」の提供場所を認知していると回答した人は17.3%と、まだまだ認知が低いようだ。 いつでも、どこにいても、人や情報とつながれる社会に慣れている我々にとって、災害時に人や情報と全くつながれない状況に陥るのは、とても不安なことだろう。日頃からコミュニケーション手段の対策を考えておき、いざという時の不安を少しでも和らげられるよう準備しておきたい。 出典元:【ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社】
オトナライフ