組み合わせ抽選 米子東、初戦は札幌大谷 第2日「試合楽しみたい」 /鳥取
<センバツ2019> 23日開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであり、米子東の対戦相手が決まった。第2日の第3試合(午後2時開始予定)で、初出場の札幌大谷(北海道)と対戦する。【園部仁史】 抽選会で、米子東の福島康太主将(2年)が緊張の面持ちでくじを引き、試合日時が決定。その後くじを引いた札幌大谷との対戦が決まった。同校は昨秋の明治神宮大会覇者。 この日、他の部員らは授業の後に練習に励み、校内放送で対戦相手を知った。主戦、森下祐樹投手(同)は「(現チームでは)全国で唯一公式戦無敗の高校が相手。今自分ができる投球をし、試合を楽しみたい」と落ち着いた様子で語った。 18日の校内壮行会の後、翌19日に甲子園練習に臨む。 ■札幌大谷 結束力、勝利の源 1906年に私立女学校として創立。2009年、男女共学に変わり野球部が創部され、10年目の節目となった昨秋の北海道大会で初優勝。初出場した明治神宮大会で優勝し、春夏通じて初の甲子園出場が決まった。投手陣は速球派のエース・西原健太投手、右横手投げの太田流星投手が柱。打線には釜萢(かまやち)大司選手や石鳥亮選手ら長打力のある選手をそろえる。付属の札幌大谷中に硬式野球部があり、中高で築いた結束力が勝利の源だ。