注目のXbox関連発表は16日未明に 異例の「幹部3人ポッドキャスト」で
マイクロソフトは12日、今週実施すると予告していたXbox事業に関する発表の具体的な日時を明らかにした。Xboxをめぐっては先週、独占タイトルの一部がPlayStationとNintendo Switch向けに発売されるとのうわさが浮上。マイクロソフトは、この情報を否定はしないまま、次週に「最新情報」の発表を行うという不穏な予告をしていた。 発表は米東部時間の15日午後3時(日本時間16日午前5時)からポッドキャスト形式で行われ、ゲーミング部門幹部のフィル・スペンサーとマット・ブーティ、サラ・ボンドの3人が「Xboxビジネスの最新情報」を明らかにするという。予告画像は、黒の背景にXboxのロゴのみと、異様な雰囲気だ。 企業が何らかの発表イベントを予告するときは通常、目を引くグラフィックと、発表内容についてのある程度の情報が公開される。だが今回の予告はそれとは違い、まるでお葬式のような雰囲気を醸し出している。先週のうわさが否定されなかったことは、少なくともその一部が真実であるということを示している。全体的な印象として、Xbox独占タイトルのマルチプラットフォーム展開が発表されることは、まず間違いなさそうだ。しかし、どのタイトルがいつ発売されるのか、それが今後の独占方針にどのような意味を持つのかは、発表を待つしかない。 私は、Xboxの公式ポッドキャストがあることすら知らなかった。とはいえ、YouTubeのリンクがつけられていることからわかるように、今回の発表は音声ではなく動画形式だ。スペンサーら幹部3人が登場するわけなのだが、いったいこの面々がどのように発表を行うのだろう? 3人が同じ場に集い、対談形式で発表を進めるのだろうか? それとも事前に用意したスピーチを1人ずつ交代で行うのか? 3人もの上級幹部が自然なかたちで話す発表会は、めったにない。今回の発表内容を考えると、そのような形式は考えづらい。