【コンサドーレ】小野伸二 盟友・稲本潤一引退に“イナというのは特別な存在”退任ペトロヴィッチ監督については“リスペクトで心を持っていかれた人”
UHB 北海道文化放送
北海道コンサドーレ札幌のクラブアンバサダーを務める小野伸二さん(45)が12月1日、8日のレイソル戦がコンサドーレでの最後の指揮となるミハイロ ペトロヴィッチ監督(67)と、サッカー元日本代表で4日に現役引退を発表した盟友MF稲本潤一選手(45)について語りました。 ◆小野伸二さん Q.北海道コンサドーレ札幌のJ2降格について 「率直に残念としか言いようがない。選手たちは精一杯やったと思いますし、結果がついてこないことはサッカー人生だけではなくて、人生の過程の中であると思います。自分がサッカーしている翌年に降格してしまうのは自分としても歯がゆい気持ちがあります。その中でペトロヴィッチ監督が退任されるというのも僕としては非常にショックが大きいです。ミシャさんがここまで積み上げてくれた“北海道コンサドーレ札幌という色”を失わず、来シーズンに期待したいと思います。その前に最終戦、みんなで気持ち良くサポーターにも“今年良かったな”と思ってもらえるような、J2に落ちたことを忘れさせてくれるようなパフォーマンスをして結果を出してくれたらうれしいです。選手たち、サポーター、クラブ、みんなでそういう雰囲気を作って最後一緒に終われればと思います」 Q.ペトロヴィッチ監督退任について 「僕自身も感じていますが人に対しての感謝の気持ち、皆さんも出会って触れ合ってすごく感じたと思う。僕自身、第一声が人に対するリスペクトで心を持っていかれた人だった。素晴らしい人間性を持った監督となかなか出会えないと思う。ここで出会えた選手は貴重な経験、時間を過ごせたと思う。今、やっていることは違う分野かもしれないですけど、そういうものをしっかりと持って、人に対するリスペクトを忘れずやっていきたい。本当に良い貴重な時間を一緒に過ごせたなと思います」 Q.稲本潤一選手の引退について 「初めて中学校2年生、3年生に上がる前くらいに静岡であったのが一番最初だった。そこからずっとお互いを刺激しあって、同年代も含めてですけど、その中でも“イナ”というのは特別な存在でした。一緒にプレーする機会も多くあって、いつも色々なことを学ばせてもらえたと思います。現役を退いてしまうことはサッカー界にとっても残念なことですけど、第二の人生…まだ決まっていないかもしれないですけど、少し休んでまた次のステップに向かってやってくれると思います。それ以外にも、来年のOB戦に迎えられるチャンスがあるので、シンゾー(興梠慎三さん)とイナ(稲本潤一さん)と、そういう選手が来てくれることが札幌のサポーターも喜んでくれると思います」 ◇明治安田J1リーグ第38節 日程:12月8日(日)午後2時~ 場所:大和ハウス プレミストドーム 対戦:北海道コンサドーレ札幌 vs 柏レイソル
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