レアル・マドリードがソシエダ撃破でリーグ優勝間近に。バルセロナとジローナは共に勝利 | ラ・リーガ第33節結果まとめ
【欧州・海外サッカーニュース】ラ・リーガ第33節が開催された。今節の結果を紹介する。 【動画】ソシエダ×レアル・マドリード|ハイライト
ソシエダ対レアル・マドリード
日本代表MF久保建英が古巣戦で3試合ぶりにスタメン入りしたソシエダと、首位のレアル・マドリードが激突。チャンピオンズリーグ準決勝のバイエルン戦を控えることで一部主力を温存したレアル・マドリードだが、29分に最初の決定機で仕留める。ダニ・カルバハルが入れたクロスからボックス左へ走り込んだアルダ・ギュレルが得意の左足でネットを揺らし、先手を取る。反撃に出たソシエダは32分に相手陣内でボールを奪った久保がネットを揺らすシーンもあったが、味方のファウルによりノーゴールに。迎えた後半は一進一退の攻防の中、レアル・マドリードがソシエダにゴールを許さず、そのままシャットアウト。1-0で勝利したレアル・マドリードが、2位のバルセロナとの11ポイント差をキープし、また優勝に一歩近づいた。
バルセロナ対バレンシア
エル・クラシコを落とした2位のバルセロナと、8位のバレンシアが激突。チャビ監督の残留も決まった中、バルセロナは22分にハフィーニャの好クロスに合わせたフェルミン・ロペスがヘディングシュートを流し込み、試合の均衡を崩す。しかし、ここからバレンシアも反撃。27分にウーゴ・ドゥーロが同点弾をマークすると、38分にはペテル・ゴンサレスが倒されて得たPKをペペルが決めて逆転。しかし、直後にはGKギオルギ・ママルダシュビリがボックス外のハンドで一発退場し、バレンシアが数的不利に。数的優位となったバルセロナは後半に攻勢に出ると、ロベルト・レヴァンドフスキが直接FK弾を含むハットトリックを達成し、4-2で白星を取り戻した。
そのほかの試合
そのほか、ジローナは敵地のラス・パルマス戦を2-0で制し、2位のバルセロナと2ポイント差での3位をキープ。4位のアトレティコ・マドリードもホームでのアトレティック・クルブ戦を3-1で制し、チャンピオンズリーグ出場圏内のポジションを維持している。
第31節の結果
ソシエダ 0-1レアル・マドリード ラス・パルマス 0-2 ジローナ アルメリア 1-3 ヘタフェ アラベス 3-0 セルタ アトレティコ・マドリード 3-1 アトレティック・クルブ カディス 1-1 マジョルカ グラナダ 3-0 オサスナ ビジャレアル 3-0 ラージョ ベティス 1-1 セビージャ バルセロナ 4-2 バレンシア