パリ五輪服装、業者は非公表 JOC
日本オリンピック委員会(JOC)は23日、今夏のパリ五輪の開会式などで日本選手団が着用する公式服装の製作を受注した業者名を非公表とすることを明らかにした。 公式服装は応募した1社の案を選定委員会で審査して決めたという。 2021年東京五輪では、公式服装を担当したAOKIホールディングスの元幹部が大会組織委員会元理事への贈賄罪を問われ、有罪が確定している。パリ五輪で業者名を公表しないことについて、東京都内で取材に応じたJOCの尾県貢専務理事は「社名の公表が透明性の確保につながるとは限らない」と語った。