コロナワクチン4人誤接種 山口、インフルと取り違え
山口県光市の診療所がインフルエンザの予防接種を受ける予定だった家族4人に対し、誤って新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが28日、県や市への取材で分かった。誤接種したのは12歳以上用のワクチンで、4人のうち2人は11歳以下だった。 県などによると、4人は夫婦とその子ども2人。今月2日に予防接種を受けに診療所を訪れ、診療所側が同日に使用するため用意していたインフルとコロナのワクチンを取り違えて接種した。同日中に気付いて家族に謝罪したという。 市の担当者は4人に健康被害が出ているかどうかについて「言えない」としている。