口開けて迫るゴジラ ロケ地長野・岡谷の飲食店に現る
東宝の許可を得て実現
岡谷市のJR岡谷駅前の飲食店「お食事処よしの」の窓に迫力あるゴジラの絵が登場し、駅利用者らの目を引いている。松本市出身の山崎貴監督の最新映画「ゴジラ―1・0(マイナスワン)」の配給元の東宝(東京)の許可を得て実現。作品と撮影が行われた岡谷市を盛り上げようと考えた。 【写真】ゴジラ 岡谷駅前に上陸
高さ2メートル、幅1メートル以上ある窓ガラス3枚に
同店は毎月、季節に合わせた絵を窓に描いている。今回は市内がゴジラのロケ地となったことをアピールしようと同店を運営する倉品浩子さん(48)が東宝に直接掛け合った。絵は倉品さんの知人で布造形作家の高倉美保さん(50)=岡谷市=が高さ2メートル、幅1メートル以上ある窓ガラス3枚を使って描き、ゴジラが口を開けて迫ってくるようなデザインになった。
映画とコラボメニューも
山崎監督も同店を訪れたといい、「監督も絵を喜んでくれて、写真も撮っていた」と倉品さん。同店は11月限定でゴジラ色の黒いカレールーを使った「オリジナルゴジラ黒カレー」など、映画とのコラボメニューも用意しており、「絵やコラボメニューを楽しみに来てほしい」としている。