北海道大学の研究施設 道産ワインの有料試飲始まる
北海道大学にある北海道産ワインの教育研究施設がきょうから一般にも開放され、有料でワインの試飲ができるようになりました。 北大構内のクラーク像の近くにある「北海道ワイン教育研究センター」は、去年9月に完成した北海道ワインに関する研究拠点です。その一角に設けられた試飲コーナーで、きょうから1500円で3種類の道産ワインなどの試飲ができるようになりました。 用意されているワインはすべて北海道産で、12種類以上が定期的に変更されます。 中には一般に流通していないこんなものも。 余市町にある北大果樹園のリンゴを使ったシードルです。 北大は、この場が研究の成果を社会に還元する窓口になればと期待を寄せます。 北大・北海道ワイン教育研究センターの曾根輝雄センター長は「ワインを知るうえで味はすごく大事。北海道大学でワインの教育研究をしていることとあわせて、北海道のワインの味をしっかりと知っていただく場にするのは非常に重要だ」 と試飲開始の意義を強調します。試飲はセンターが開館する金曜から月曜まで楽しめます。