【高橋由伸】セ・リーグ順位予想 巨人のキーマンには『7回の男』 台風の目になるのは?
■4位・中日(去年6位)
4位に挙げたのは21年ぶりオープン戦1位の中日。キーマンに挙げたのは新加入の中田翔選手です。 今シーズン、中日がセ・リーグの“台風の目”になると予想する高橋さんは「先発から抑えまで、投手陣はとてもいいです。去年は最下位でしたけどチーム防御率はリーグ2位(3.08)でした。なので、あとは打てるかどうか」と解説します。 チームを左右する打撃面でキーマンに挙げた中田選手の選出理由については「彼が1年間、試合に出続けて4番として100打点を残せば中日も優勝争いに絡んでくるんじゃないかなと思います」と説明しました。 <中田選手 OP戦成績> 13試合 打率.132 本塁打1 打点2
■5位・広島(去年2位)
5位に挙げたのは昨年2位の広島・キーマンに挙げたのは20歳の田村俊介選手です。 広島は、昨季打率リーグ2位(.305)の西川龍馬選手がオリックスへFA移籍。野手が戦力ダウンとなってしまいました。それでも、キーマンの田村選手にブレイクの予感があるといいます。 田村選手は高卒2年目の昨季、1軍デビューを飾るとプロ初安打を記録するなど10試合に出場し打率.364をマーク。今春、欧州代表と対戦した侍ジャパンにも選出されました。オープン戦でも14日の日本ハム戦で2打席連続ホームランを放つなど、今シーズンの活躍が期待されます。 <田村選手 OP戦成績> 18試合 打率.240 本塁打3 打点7 長打率.460
■6位・ヤクルト(去年5位)
6位に挙げたのは2年ぶりの優勝を狙うヤクルト。キーマンに挙げたのはおととしの三冠王・村上宗隆選手です。 今シーズンはキャンプからすでにけが人が続出。先発の駒不足が心配されています。そのため、打撃陣の奮起が不可欠だといいます。おととし、三冠王に輝いた村上選手がチームの中心として、再び三冠王を獲得するくらいの活躍を見せることが上位進出には不可欠だといいます。 <村上選手 OP戦成績> 13試合 打率.286 本塁打2 打点7 長打率.514 (3月16日放送の日本テレビ『Going!Sports&News』を再構成)