まさかの億超え…!「ワンピース」ラスベガスの“25周年広告”、その衝撃の「お値段」
総工費3600億円の建物に突如…
1999年10月20日より放送開始したテレビアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」。2022年、先んじて原作が25周年を迎えたが、アニメのほうも今年25周年を迎えることになる。 【一覧】「ONE PIECE」グッズ、超高額買取ベスト30を公開…! 25周年イヤーを記念してた々なプロジェクトが動いているようで、〈TVアニメ『ONE PIECE』25周年記念サイト〉の情報によれば、新アニメシリーズ「THE ONE PIECE」の制作決定や、記念イベント「ONE PIECE EMOTION」の8月開催などがすでに報じられている。 そんな中、遠く離れたアメリカ・ラスベガスに登場した“ある広告”が話題を呼んでいる。 場所は五つ星ホテル「ザ・ベネチアン・スイート」内にある、巨大な球体型アリーナ「スフィア(Sphere)」だ。 総工費23億ドル(約3600億円)をかけて2023年9月に開業した同施設の特徴は、何とも言っても球体型の建物を包み込むLED全面ディスプレイ。なんと、そのスクリーンをワンピースが“ジャック”したというのだ。
1週間映像を流すだけで〇億円
麦わら海賊団の海賊旗から始まり、ワンピースのロゴ、ルフィと麦わらの一味、そしてアニメの名場面が流れていく。高さ366フィート(約112m)、幅516フィート(約157m)の巨大な球体上の液晶画面から見る映像は、まさに圧巻だ。 さて、気になるのは、今回の広告を出すにあたっての「お値段」だ。LAの広告代理店社員はこう推定する。 「スフィアの液晶画面は、地上最大の18K(現行ハイビジョンの18倍)、60fpsスクリーンという超スペックを誇っていますので、広告として1日映し出すだけでも45万ドル、日本円で約7000万円かかります。 今回のワンピースの25周年記念広告は、6月16日までの1週間ジャックという契約になっているようです。その広告費用は少なく見積もっても、1億円以上でしょう」 さすがは全世界累計発行部数が5億部を超えているワンピース。広告のおカネのかけ方もケタ外れのようだ。
マネー現代編集部