Z世代のカリスマMumeixxxを直撃! フォロワー600万人は「友達感覚」…彼女流SNSの極意とは
インフルエンサーのMumeixxx(むめい=20)が先月「ぷっちょへんざっ」(ポニーキャニオン)でデジタル配信デビューし、話題になっている。フォロワー600万人も「友達感覚」という、Z世代のカリスマの素顔に直撃した。 【写真】令和に“昭和歌謡”ガールズユニット爆誕 現時点での名前はズバリ「Z世代娘(仮)」 ――TikTok発のインフルエンサーはどうやって誕生したのですか。 「中2、中3くらいからTikTokで遊びはじめて、本格的に始めたのは高校から。SNSはTikTokが始まりで、ユーチューブもインスタも最近始めました。何がバズるかはわからないので、バズっている動画を見てどこが面白いのか研究して、自分でも挑戦しています。たとえば、この前、動物が急に人間っぽい動きをしたかと思ったら途中で動画が終わるっていうおもしろ動画を見て、急に真顔になって、急に終わる“ムズムズする”感覚が残る動画を作りました」 ――フォロワー600万人は驚異的な数です。 「私の強みは、ファンの方との距離が近いところ。みなさん距離の近さでフォローしてくれているのかも。インスタとかメンションしてくれたら見に行ったり、私の動画を切り抜いて載せてくれてる方とかにハートを押したり、コメントしたり、別に自分が有名人だとも思っていないので友達感覚です」 ――ファッションリーダーとしても人気です。 「服は、ほぼネット。そのサイトの服が自分の好みに合っているかよーくチェックして、ハズレが少ないものを選んでいます。最近は私服がモノトーンコーデが多くなっているので、イベントに出るときはカラフルなものを選んで特別感を出すようにします。そうすると結果的にSNSの写真もメリハリがつくし、ファンの子も喜んでくれます。メークは“毎日メーク”で配信していて、工夫していることや、おすすめのコスメを紹介しています。服もコスメも増えてしまって広い部屋に住みたいと思うんですが、いまだに滋賀の実家から離れられません(笑)」 ――毎日発信は大変では? 「困ることはないですね。今日街で見た人のメークやファッションにヒントを得て、自分なりにアレンジしてみたり、バズっている話題に自分もコメントしてみたり……。自分の好きなことは特にバズるように努力します。常に好きなことを発信しているだけなので」 ――休日はどう過ごす? 「TikTokを撮ったり、年間パスを持っているのでユニバ(USJ)行きます! ユニバはストレス発散。季節ごとのショーがあるし、ダンスとか配信の刺激にもなります」 ――今回「ぷっちょへんざっ」でメジャーデビュー。通算4曲目だそう。 「お話が来たときは19歳で、20歳になるまでにかわいい系の曲を出したかったので、リクエストしました。リリースして、みなさんが踊った動画をあげてくれるのはうれしいし、こんな踊り方もあるんだ、って勉強になります」 ――今後の目標は? 「自分のライブでファンの子たちを大きな会場に連れて行きたいです。あと、家族をステージに立たせて、こんな大きな会場でうれしい半面、恥ずかしい思いをさせてみたい(笑)。地元の滋賀ならイナズマロックフェス、あと、紅白とか、みんなが知ってる音楽番組に出演できるようになりたいです!」 (取材・文=岩渕景子/日刊ゲンダイ)