【図解】ロシアのウクライナ侵攻を巡る国際社会の反応
ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、各国の首脳やEU、G7からはさまざまな声が上がっています。 ・日本 岸田文雄首相 4月4日、ロシア軍が部隊を撤収させたウクライナの首都キーウ周辺で民間人とみられる多数の遺体が見つかったことに関し、「人道上問題となる国際法違反の行為だ。厳しく非難していかなければならない」と表明した。 ・アメリカ バイデン大統領 4月12日、ウクライナ侵攻に伴うロシア軍の行為について「ジェノサイド(集団殺害)だ」と非難。これまでは、ロシア軍による民間人殺害などを「戦争犯罪だ」と述べていた。 ・中国 習近平国家主席 3月18日、バイデン米大統領とテレビ電話で会談。対露非難を控え、「無差別の制裁実施で苦しむのは庶民だ」とロシアに対する制裁に異論を唱えた。 ・イギリス ジョンソン首相 3月2日、ロシアによるウクライナへの攻撃は「完全に戦争犯罪に当たる」と批判。ウクライナ北東部で、罪のない民間人に砲撃したことを具体例に挙げた。 ・欧州連合(EU) 2月21日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認したことを受けて共同声明を出した。声明では独立承認を「最も強い言葉で非難する」と批判。 ・先進7カ国(G7) 2月24日、ウクライナ情勢を巡りオンラインで緊急の首脳会合を開催。G7首脳は会合後に発表した声明で、ロシアのウクライナ侵攻を「最大限に非難」するよう国際社会に呼びかけた。
※この記事は時事通信の記事を基にYahoo!ニュースが制作したものです。出典は「民間人殺害「国際法違反」 岸田首相非難、対ロ追加制裁を検討」「バイデン米大統領、初めて「ジェノサイド」と非難 ウクライナでのロシア軍行為」「バイデン氏、習氏に警告 対ロ支援けん制、制裁示唆―ウクライナ侵攻後初会談・米中首脳」「ロシアの攻撃は「戦争犯罪」 議会、ウクライナ大使に拍手―ジョンソン英首相」「対ロシア制裁方針表明 独立承認を「強く非難」―EU」「G7、協調し追加制裁へ ロシアを「最大限に非難」―首脳声明