スムーズに「車線変更」できるようになりたい!…押さえておきたい4つのポイント
みなさんは「車線変更」得意ですか? 車線が多い交差点や、合流や分岐が続く高速道路などで、慌ててしまったり、後続車に気が付かずヒヤリとしてしまった経験がある方は少なくないでしょう。スムーズに行うコツはあるのでしょうか。 【写真】サイドミラー“正しい位置”に合わせられていますか?覚えておきたい「理想の映り具合」
車線変更の4つのコツ
車線変更の時に押さえておきたいのが、以下の4つのポイントです。 ・ミラーでタイミングを見極める ・車線変更時に減速しない ・ミラーと目視で安全確認 ・3秒をかけて車線を移る この4つを押さえれば、一般道はもちろんのこと、高速でも慌てることなくスムーズに車線変更ができます。 ▽コツ① ミラーでタイミングを見極める 車線変更でハードルになりやすいのが、「車線変更をして大丈夫なタイミングか」「後ろのクルマと充分な距離があるのか」を見極めることです。そこで活用したいのが、ルームミラーとサイドミラー。 ルームミラーで後方の全体感を把握し、サイドミラーで距離感をつかむようにしましょう。一般道の場合、車線変更に必要な距離は車2~2.5台分以上です。サイドミラーの面積のうちで後方車が映る面積が2分の1以下になるのが一つの目安でしょう。後ろのクルマとの距離は充分に確保された状態であれば車線変更ができますので、ウィンカーを出しましょう。 ▽コツ② 車線変更時に減速しない 自信がない人ほど、車線変更時にスピードを落としてしまいがち。しかし減速をすると後方のクルマとの距離が近くなってしまうので、非常に危険です。 理想は、ミラーに映っている後方のクルマと同じくらいの速度。この速度で車線変更をすると、移動後も後ろのクルマとの距離が近づかないので、安全な車線変更ができます。 ▽コツ③ ミラーと目視で安全確認 忘れがちなのが、目視で死角を確認すること。ルームミラーで真後ろを、ルームミラーで斜め後ろを確認することができますが、自分のクルマの横は死角になりがちです。 「いざ車線変更」と思って動き始めてからクルマに気づくと、慌てて操作ミスをしがちです。そんなことがないように、ハンドルを切る前にもう一度確認をしましょう。 ▽コツ④ 3秒をかけて車線を移る 最後の仕上げになる車線の移動。ここでのポイントは「ゆっくりと時間をかけて車線を移る」ということ。ハンドルは少し傾ける程度にし、ゆっくり3秒数えながら車線変更をしましょう。 こうすることで「車線変更をしているな」と周囲のクルマが気づいてくれますし、ハンドル操作が少なくて済むので操作ミスも減らすことができます。