路面電車乗り入れ事業で変わるJR岡山駅前広場 タクシーゾーンと一般車ゾーンが入れ替わり1カ月 利用者の反応は?
KSB瀬戸内海放送
路面電車の乗り入れ事業に伴い整備が進むJR岡山駅東口広場。タクシーゾーンと一般車ゾーンが入れ替わって1カ月が過ぎました。利用者の反応を取材しました。 【写真】広場正面の噴水「ふれあいの泉」
JR岡山駅東口広場です。2023年12月4日から、タクシー乗り場は広場北側のゾーンに移動しました。 (タクシードライバーは―) Q.新タクシーゾーンを利用して 「まだ慣れないので何とも言えないですね。ちょっと狭い感じがするんですけどね」 「(新しい乗り場の方が)タクシーの仕事をしやすくなったような気がしますね」 「良くなったと思うんですが、(入り口が)タクシー専用で、ガードマンがいらっしゃるんで、誘導していただけるっていうこともあるかもしれないんですが」 Q.客の反応は? 「JRから降りられたお客さまなんか、特にちょっと距離が遠くなったので、歩くのがちょっとしんどいなって言われる方が結構いらっしゃいますね」 Q.タクシー料金は? 「南に行く方、市役所方面に行く方は、1メーターぐらい増えていますね。逆に北に上がられる方は、逆に安くなっています」 一般車ゾーンは12月6日から、広場南側で降車のみの仮運用が始まっていて、2025年の2月頃、駐車場と合わせて完成する予定です。 路面電車の乗り入れに伴い、広場正面の噴水「ふれあいの泉」は春には撤去される予定です。 岡山市は、噴水を引き取って別の場所での活用を希望する人を募集しています。 (訪れた人は―) Q.噴水の撤去について 「そうなんですか。知らなかったです」 Q.噴水の思い出 「みんなここを待ち合わせに使っていたから、桃太郎さんと噴水が目印なんで。(撤去されるのは)これきれいだからね、ちょっと残念だね」 応募は2月9日まで受け付け、ヒアリングを行なった後、3月上旬に審査結果を通知するということです。 路面電車の乗り入れの総事業費は約88億で、2026年度末、完成見込みです
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