RKB毎日放送

今週も日本付近には強弱を繰り返しながら、寒気が流れ込み続ける見込みです。 特に、週末の14日（土）～15日（日）ごろは再び強い寒波が襲来し、全国的に冬本番の厳しい寒さとなるでしょう。 【写真を見る】全国的に冬本番の厳しい寒さ　安全な入浴の方法 お風呂が恋しい寒さが続きますが、入浴時のヒートショックに十分な注意が必要です。 ■冬型の気圧配置つづく　日本付近には強弱繰り返して寒気南下 向こう1週間、日本付近は西高東低・冬型の気圧配置が続くため、寒気が流れ込みやすい状態です。 平地でも雪の目安となる、上空約1500mにあるマイナス6℃以下の寒気に注目すると、10日（火）頃まで北日本付近に居座った後、今週後半は東日本付近まで南下、14日（土）には九州など西日本付近まで南下する見込みです。 ■今週末　日本海側はさらに積雪増えるおそれ　西日本の平地でも雪か このため、今週末は再び全国的に厳しい寒さとなる見込みです。 朝は、内陸部や山沿いを中心に広く最低気温0℃未満の冬日となり、晴れ間が出る太平洋側でもかなり風が冷たいでしょう。 また、日本海側はさらに積雪が増えるおそれがあります。 福岡など西日本の平地でも雪が降る可能性があります。 ■ヒートショックに注意　安全な入浴の方法は 厳しい寒さが続き、温かいお風呂が恋しい季節。 ただし、冬の入浴は「ヒートショック」に十分な注意が必要です。 寒い脱衣所で服を脱ぎ、急に熱いお風呂につかると、温度変化にあわせて血圧が急激に変化。 心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことがあります。これがヒートショックです。 ヒートショック対策は (1)脱衣所を暖めて、室内温度を18℃以上に保つ (2)入浴前には水分補給 (3)湯温は血圧の上昇が少ない40℃以下に設定 厳しい寒さに負けない対策を心がけてください。 RKB気象予報士　橘高香純