差別の無い社会に 4日から人権週間 一関で啓発活動【岩手】
「『誰か』のことじゃない」をキャッチコピーに法務省などが定める第76回人権週間(4~10日)を前に水沢人権擁護委員協議会一関部会は3日、一関市内で街頭啓発活動を行い、差別やいじめ、虐待の無い社会への協力を呼び掛けた。 同市花泉町涌津のマイヤ花泉店前で夕方行われた活動には、町内在住の人権擁護委員3人と市の担当職員合わせて5人が参加。買い物を終えた市民に「あすから人権週間です」と声を掛けては、人権の大切さをまとめたパンフレットやイメージキャラクターのストラップ、特設相談所の日程などを入れた袋を手渡した。 人権週間は、世界人権宣言が採択された翌年の1949年、法務省が人権デー(12月10日)を最終日とする1週間と定めている。