【旅客機炎上を想定】いわて花巻空港で乗客救護訓練 万が一に備え連携を確認 岩手
TVIテレビ岩手
飛行機の事故を想定した大規模な訓練が8日、いわて花巻空港で行われました。 出動したのはオーストリア製の最新型消防車です。この訓練は毎年行われていて、着陸した旅客機から煙が出て、乗客を逃がす前に炎上したという想定で、空港の職員や周辺自治体の消防など、あわせておよそ100人が参加しました。 8日は、ケガ人14人、重傷者6人という想定で、はじめに救護所や避難所のテントを設置。飛行機に見立てたバスから乗客を運び出し、ケガの程度を色で示す「トリアージ」を行って、優先度の高いけが人を病院へ運びました。 岩手県 花巻空港事務所・紺野憲彦所長 「空港は、管制(塔)、我々空港を管理する事務所等関係者、エアライン含めて大勢いますので、関係者が一丸となって対応していくことが重要であると考えています」 参加者は、万が一に備えて連携を確認していました。