ゴン・ジュンが語る中国ドラマ「安楽伝」舞台裏、韓燁のデートプランも想像
中国ドラマ「安楽伝」の配信とDVDリリースを記念し、ゴン・ジュン(龔俊)のインタビューコメントが到着した。 【画像】中国ドラマ「安楽伝」相関図 本作は、皇太子のいいなずけという立場から一転して謀反人の娘となり現在は海賊として生きる任安楽(じんあんらく)と、彼女の正体を知らぬまま惹かれていく皇太子・韓燁(かんよう)の宿命の愛を描いたラブロマンス時代劇。ゴン・ジュンは演じた韓燁について「堂々たる大靖の皇太子です。普段は口数も笑顔も少なく見えるかもしれませんが、内面は感情豊かな人物です。心には自分なりの誰にも言えない苦しみを抱えてるんです。また、とってもかわいい面や情熱的な面もあります。相手によって見せる面が違います」と説明し、「彼について一番感心する点は、裏で巧みに計略をめぐらす才能ですね」と語る。 共演したディリラバ(迪麗熱巴)とリウ・ユーニン(劉宇寧)とは、撮影中に歌を歌ったり、世間話をしたりしていたそうで、「グルメについて、お肌のお手入れについて、どこで吹き出物を処理するか、撮影が終わったらどこに火鍋を食べに行くかなどについて、おしゃべりをしていました」と振り返り、「リウ・ユーニンさん、彼はライブ配信ではとても面白いキャラですよね。彼の演じる洛銘西という役柄はクールでミステリアスなので、撮影現場の彼とは大きなギャップがあります。まるで洛銘西を封印してしまったかのように感じます」と伝えた。 「韓燁が任安楽にからかわれていたとき、自身が心でつぶやいていたモノローグは?」という質問にゴン・ジュンは「“自制しないといけない”ですね」と答え、「これまで演じてきた役柄は外交的だったりオレ様だったり積極的なタイプでしたし。ただ、前半の韓燁はそういうタイプとは違いますが、後半になるとちょっと変わってきます。後半は積極的になっていくので、皆さん、このあとの続きも観てくださいね」とコメント。また劇中に登場する韓燁と任安楽の鼻と鼻でのキスシーンに話題が及ぶと「脚本に具体的に書いてあったのではなくて、現場で生まれたシーンだったと思います、僕の記憶では。このシーンはもともと視聴者に韓燁が隠し持つギャップを見せるつもりでした。後半ではああいう態度が韓燁の普段の姿になっていきます。立場が逆転して隠す必要がなくなるからです」と述べた。そして「キャラクター設定を入れ替えて、韓燁が任安楽を誘惑するとしたら?」という問いには、「韓燁ならきっと積極的に任安楽をデートに誘って一緒に月を愛でたり、詩を詠んだり、『唐詩三百首』を読んだりするんじゃないかな。冗談です」と笑う。 作品を選ぶ際に時代劇の次は現代劇というふうに順番は考えていないというゴン・ジュン。「確かに1本、時代劇を撮ったあとには休みたくなることもあります。でも、だからと言って可能性を全部排除してしまうわけではありません。どんな役柄もどんなジャンルも経験していきたいので、その都度、違うタイプの作品に挑戦して、それを皆さんに新鮮な気持ちで観てもらいたいと思います」と話す。 最後にゴン・ジュンは「ぜひ僕の出演するドラマ『安楽伝』を観てくださいね。そして、僕のフォローをよろしくお願いします。ありがとうございました。またね!」とファンにメッセージを送った。 「安楽伝」はU-NEXTで独占先行配信中で、DVD-SET1と2が販売中。DVD-SET3は9月4日にリリースされる。 (c)2023 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved