【MLB】 アストロズの本拠地の名称が「ダイキン・パーク」に ミニッツメイド・パークから変更
日本時間11月19日、アストロズは本拠地球場の新しいネーミングライツ契約を発表し、来季から本拠地の呼称が「ダイキン・パーク」となることを公表した。ダイキンとの契約は15年契約だという。 アストロズのジム・クレインオーナーは本拠地球場で会見を行い、2025年1月から本拠地の名称がこれまでのミニッツメイド・パークからダイキン・パークに変わることを発表した。クレインオーナーは「ダイキンのチームとあらゆるレベルで多くの時間を過ごす栄誉と特権をいただき、彼らと関わるたびにパートナーシップに興奮を覚えます。彼らは本当に世界クラスの組織です。ダイキンは、ビジネスの卓越性、従業員の関与、地域社会への貢献という価値観を共有しており、アストロズと完全に一致していると強く信じています。そして、このパートナーシップは、2つの非常に素晴らしいブランドを結び付けます」とコメント。ダイキンとのネーミングライツ契約は2039年まで続くという。 アストロズの現本拠地は2000年にエンロン・フィールドとして開業。エンロンとは30年に及ぶネーミングライツ契約が結ばれていたが、2001年に同企業は倒産し、2002年からミニッツメイドにネーミングライツが移行した。ミニッツメイドは2029年までアストロズのパートナーであり続ける予定で、クレインオーナーも「彼らとの協力を続けていきたい」とコメント。ミニッツメイド・パークの名物だった、アストロズの選手が本塁打を打つと走り出す左翼後方のオレンジで埋め尽くされた機関車についても「開幕日にお見せしよう」とクレインオーナーが語った通り、球団は計画があるようだ。 ダイキンは空調設備を取り扱う、従業員98000人超の大企業。ヒューストンからほど近いテキサス州ウォーラーにも10000人規模の施設を構えている。ダイキンの赤間悟CEOは「私たちは、スポーツとコミュニティのリーダーシップの両方で卓越性という共通の価値観に基づいて、ヒューストン アストロズと提携して最高の地位を築くことに興奮しています」とコメント。ダイキンとの提携により、アストロズはスタジアムの設備への投資を継続できるようになる。