タンス預金で貯めた「500万円」を銀行に預けたら、税務署から通知が来ました。自分で貯めたお金なのに「税金」を払う必要があるのでしょうか…?
タンス預金で貯めた500万円を問題なく銀行に預ける方法
タンス預金で貯めた500万円を問題なく銀行に預ける方法としては、1度に入金をせずに少しずつ入金をするのがおすすめです。贈与税は1年間に110万円までなら課税されないので、100万円ずつ5年間で預金する方法も有効です。また、これと同時に給料から無理のない金額を毎月貯金をしても問題ありません。
タンス預金は税金以外の問題が起きる可能性もある
タンス預金は贈与税や相続税が課税されるリスクのほかにも、さまざまな問題が起きる可能性があります。そもそもタンス預金は「保障が存在していない」ので、災害や盗難被害に遭っても対応ができません。安全面から考えても、特別な事情がないかぎり銀行などに預けるようにしましょう。 また、お金を貯めている本人しかタンス預金の存在を知らない場合、遺産相続時などにトラブルの原因になります。タンス預金に気づいた人物が勝手に持ち出しても誰にもわからないため、後から思わぬ問題やトラブルに発展するかもしれません。
まとめ
自分でタンス預金を活用して500万円を貯めたとしても、客観的に証明できないと贈与税や相続税の対象と判断されるリスクがあります。ほかにも災害や盗難などのリスクに備えるためにも、特別な事情がないなら定期的に銀行に預けるのがおすすめです。 特に、相続においては問題やトラブルにつながる可能性あるため、タンス預金は止めて銀行に預金することを考えてみましょう。 出典 国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部